民間シェルターとは、DV被害者の一時保護、生活相談、自立サポートを行なっている施設です。運営形態はさまざまですが、NPO法人・社会福祉法人などの法人で運営しているところから、法人格を持たない団体により運営されている場合もあります。
ここでは、札幌にお住いの方でパートナーからの暴力に悩まれている方が、民間シェルターに避難する方法についてご案内します。
札幌市内でシェルターに避難する方法
シェルターは避難者の安全を確保するため、所在地が非公表になっています。そのため、直接シェルターに赴いて避難を申し出ることが難しい状況です。シェルターへの非難を検討している方は、市や支援団体の窓口に相談し、斡旋していただくようにしましょう。
■電話番号:011-728-1234
■相談日時
月曜日~金曜日(祝日を除く):8時45分~20時00分
土曜日・日曜日・祝日(年末年始除く):11時00分~17時00分
URL:https://www.city.sapporo.jp/shimin/danjo/boryoku/sodan/
個人で賃貸物件を探して入居する方法もある
シェルターにもよりますが、携帯電話などの通信機器の利用が制限される場合もあります。(ついパートナーに連絡を取ってしまうかもしれないという観点から)※詳細は上記窓口に確認してください。
そのため、「スマホやネットを使えないのは困る」「在宅勤務だからシェルターに入るわけにはいかない」という方の場合、各自で賃貸マンション・賃貸アパートを確保することになります。
一般的な不動産仲介店で物件を探すことも可能ですが、賃貸借契約は一般的に2年契約となります。そのため、一時利用の目的で入居した場合、敷金が返ってこない(敷金無し物件の場合は違約金を聴取される)というケースもあり得ます。
「この先もずっとそこに住む」ということであれば問題はありませんが、"DVを行なうパートナーから非難したい"という差し迫った状況でも、冷静に物件を見極めていく必要があります。焦って物件を決めてしまうと、後々になって「違うところにしておけばよかった」ということにもなりかねません。
また、不動産会社からの連絡や郵送された書類が、パートナーに見つからないようにする配慮も必要です。不動産会社と連絡を取っていることがパートナーに知られてしまうと、思わぬトラブルに発展する可能性もあります。
◎札幌市内どこの不動産会社でも契約できる
▲不動産会社からの連絡や書類などでパートナーに知られるリスクがある
▲仕事をしている必要がある
▲2年契約となるので、短期退去の場合は違約金がかかる
▲家具・家電などを自身で用意しなければならない
短期入居・一時入居可能な物件に入居する
とにかく「一時的に」「カバンひとつで」入居できる物件を探したい。という方には、短期利用可能な家具・家電付きの物件への入居をお勧めします。
当社が運営する物件なら、【家具家電付き】【短気入居OK】【連帯保証人も保証会社契約も不要】という条件で入居いただくことが可能です。DV被害者の方をご支援させていただいた実績もございますため、秘密厳守、電話ではなくメールでのやり取りなど、お客様のリクエストに合わせた対応をさせていただくことが可能です。
家具家電を揃えたり、保証会社の契約をする必要もないため、余計な出費なく一時的な住居を確保することが可能です。
◎連帯保証人不要、保証会社不要
◎無職・求職中・生活保護者でも利用可能
◎短期契約が可能
▲高級マンション・新築物件などのラインナップが無い
ご自身の状況を踏まえ、最適な選択肢を
今回、民間シェルターに入居するほかに、2つの住居確保の方法をご紹介させていただきました。正直なところ、どれが正解で、どれが間違いかということはありません。ご自身の状況や、今後の生活のことを考え、一番最適な方法で避難していただくことが一番だと考えています。
それでも、「自分がどうすればいいかわからない」という方は、ぜひ札幌市内の各窓口で相談をしてみてください。きっと、最適なご提案をしていただけると思います。