
新型コロナウイルス感染症の影響で「休業」「離職」「収入減」となった方に向け、生活費の貸付制度があるのはご存じですか?
何度か締め切りが設けられてきたこの貸付制度ですが、現在令和4年9月末日まで申請可能期間が延長されています。
「制度を知らなかった」「締め切りが過ぎてると思った」という方は、ぜひ検討してみてください。
緊急小口資金
新型コロナウイルスの影響を受け、休業・収入減などがあり、緊急かつ一時的な生計維持のための貸付制度です。
貸付上限額 | 20万円以内 ※従来の10万円以内から条件が緩和 |
据置期間 | 1年以内 ※つまり借りてから1年後に返済開始です |
償還期間 | 2年以内 |
利息 | なし |
申込先 | 各市区町村の社会福祉協議会 札幌の場合→札幌市社会福祉協議会 |
特徴的なのは、審査期間が次に紹介する総合支援資金と比べ非常に短いこと。申し込み受理から最短1週間~10日程度で振り込まれます。審査において、クレジットカードなどの滞納状況は加味されないので、いわゆるブラックリスト入りとしている人でも借りることが可能です。
総合支援資金
新型コロナウイルスの影響を受け、休業・失業・収入減などにより生活が困窮し、日常生活の維持が困難な方のための貸付制度です。
貸付上限額 | 単身世帯:月15万円×3ヶ月まで 2人以上の世帯:月20万円×3ヶ月まで |
据置期間 | 1年以内 ※つまり借りてから1年後に返済開始です |
償還期間 | 10年以内 |
利息 | なし |
申込先 | 各市区町村の社会福祉協議会 札幌の場合→札幌市社会福祉協議会 |
緊急小口資金と異なり、最大3ヶ月にわたって継続的にお金を借りられる制度です。金額が大きな分審査もやや厳しくなり、貸付までも申込から1ヶ月~といった状況です。
しかし実際、筆者の周囲でも「失業した」「会社が倒産した」「再就職もうまくいかない」といった方が借り入れに成功しています。こちらも、いわゆるカードブラックの人でも借りることが可能です。
あくまで生活再建に向けての借り入れであるという認識を
緊急小口資金も総合支援資金も、あくまで生活再建のための借り入れです。そのため、返すあてがない人には貸してもらえません。例えば、「病気で当面働けない」といったものです。
また、給付金とは違い1年後には返済が開始するため、その点をよく理解して制度を利用する必要があります。制度について気になった方は、お近くの社会福祉協議会にご相談ください。